はじめに衣装のイメージテーマを決めます。テーマ又はキーワードを決めておくことで、制作途中に色や形で迷った時に、キーワードを中心に選んでいくとイメージに対して大きなズレが起きにくく、スムーズに衣装作りが進行します。
デザイン画を描いて、イメージをふくらまします。描くことで自分の作りたいものがはっきりとし、新しいアイディアや細かな仕様が浮かんできます。使う生地やボタンなどの材料もここで決めます。
デザイン画にそって、生地や縫い方、シルエットに着心地なども考えながらパターン(型紙)を作っていきます。 少しのずれが、仕上がりに大きく影響するため 慎重に作業をしていきます。
作りたいものが決まったら、型紙に合わせてサンプルを制作します。生地やパーツの色、素材感のバランスは本当にそれでよいのか、実際に着た時のシルエットやサイズ、動きやすさを試し、狙い通りのデザインが実現できるかを見ていきます。
サンプルを基にパーツごとに生地を裁断します。裁断された生地を、ロックミシンや職業用のミシンで縫い合わせていき、ポケットや襟、ボタンなどを縫いつけていきます。仕上げは、アイロンを用いて、縫製時のシワなどを綺麗に整えます。
実際にモデルに衣装を着せ、ヘアメイク、アクセサリーも含めトータルバランスを考え作品を完成させます。
リハーサルで最終確認をしてドキドキの本番を迎えます。多くのお客様に見ていただき、反応や感想をいただくことで、さらなるステップアップを目指します。